勉強になりました。

http://blogs.yahoo.co.jp/arutizan2010/10609440.html

今日は、先日からお預かりしているコートの、袖丈ツメをやりました。
この歳でも、経験が少ないので・・・。
・・・で、分かった事が、あります。

「袖丈ツメは、袖上からカットする。」
と言うことでした。(直しの世界では、常識なのでしょうが、知りませんでした)

その理由として、袖口開きの縫い代は、すぐ上でカットされているため、開きを上に持っていけないのです。
もう一つの理由として、セッパを解くのが、無茶苦茶大変だと言う事でした。
セッパの頭をカットし、毛抜きで、穴糸を抜いていくのですが、大変でした。
衿穴と同じように、モットイを芯に使っています。


更地にするのに、大変根気のいる作業でした。


袖山をカットするのは、ブランドイメージを壊さず形にするのが、難しいと思い、袖口からカットしましたが、袖口のイメージも変わるので、お直しの技術も、大変難しいし、間違った工程を選んでしまうと、時間ばかりが過ぎてゆき・・・

そんなこんなで、お客様のご期待に応えようと頑張りましたが、どうなります事か・・・

・・・で、勉強になった事が多々あるのですが、明日また書きましょう!