価値の共有が、必要ですね。

いつの頃からか、私が担当するお客様がいます(私は、縫製者なので、基本、接客はありません)。

裏方をご指名されるお客様は、殆どいません。そんな中で、H様からご指名頂きます。

今日は後勤で、販売員・H様と私の3人だったので、ビスポークとなりました。

お客様に、自分の経歴などおしゃべりする事は無いのですが、今日は職歴含めて、「ものづくり」の想いなどお話しさせて頂きました。その中で、洋服職人の現状もお伝えしました。注文したいお客様がいても、あと5年で、洋服職人が激減する事もお伝えしました。そして、後継者育成の事もお伝えしました。

その結果、お客様・販売員・技術者・・・、想いは、同じだと分かりました。

お客様「今日は、注文のデザインなどの話が

無かったね」と言って、お帰りになったそうです。

今日の、お仕事です。

表の歪みは、裏地の不足です。表素材に合ったユトリが必要です。



接着テープは、全て取り省きます。先日と同じく、形をつくり変えます。


パットも、置き換えます。

微調整して、綴じ直します。

バックのダキも引き上がり、スッキリしました。



表素材に合った副素材と微調整で、服の形が変わります。

このサービスが、付加価値だと思うのですが、販促活動に結び付きません。

諦めません!

 本日(23日)は、月例会でした。
 9月の実技では、紳士パンツの仕上がりとなります。

  実習の成果が、伝える立場としても気になります。

  「高望は、諦めに通じる」と、私は思っています。諦めないで自分の目標を持っている限り、必ず叶うと信じています。

 私自身も、会長としての在任期間の目標がありました。三つのテーマ「技術重視・コミュニケーション・後継者育成」は、大変重い内容だった事が、現在ひしひしと感じております。成果が問われる時期となりました。      「高望は、諦めに通じる」自分自身にも、言い聞かせようと思います。

 同志会月例会では、ガラパゴス技能をお伝えしています。クセ取り・テング・前立て・ポケット作り・腰裏・シック・・・、どれをとってもガラパゴスです。クセ取り・・・「ストレッチ生地がありますよ!」 腰裏・・・「出来合いがありますよ!」・・・そうなのです。

 商品価値は、ポケットのデザインや装飾の手間が、価値を生むのです。ガラパゴス技能は、現代に通用しないのです。

 今日は、こんなお話を伺いました。若い生徒が、「ゴム入りのスカート以外は、穿いた事ない」と言うのだそうです。「私達は、サイズのある帯付きスカートを穿きますよ」(婦人服講師)と、おっしゃられていました。

 紳士パンツも、ゴム入りは、ありませんが、アジャスター付きのパンツがあります。

 こんな話もありました。「高いのだから、長持ちする」と、消費者が思っているので、「素材に、加工をする」のだそうです。「長持ちするけれど、素材の持ち味が消える」のだそうです。

 そして、こんな話もありました。商品の手間暇を考えたら「値段を高くしたい!」と、意見を述べたそうですが、「お客様が納得しない」と、言われたそうです。

 以前、言われた事があります。「売れる服が、良い服だ!」

 永遠のテーマでしょうか。

 ガラパゴス職人は、「つくりたい服を、つくる」のが、人生最後の夢です。

 古い写真ですが・・・
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ガラパゴス職人諦めません! 月例会も、諦めません!




第六回 大阪洋服同志会8月度月例会  

平成27年8月23日(日) 大阪洋服会館 4階 会議室

(一部) am10:00〜pm1:00  (実習) 質疑応答

(二部) pm2:00〜pm5:00  (実技)テーマ「尻縫い目処理・チャック処理」 

参加料  同志会会員・無料  一般(一部)1.000円 (二部)500円  



暑中お見舞い申し上げます。今年の暑さは、大変厳しく感じました。しかし、皆様と一緒に暑さに負けない熱い想いで、前半戦を乗り切れたと思っております。後半戦は、結果を出す期間に入ります。高望みは、諦めに通じます。夢と目標、そして今日の目的を整理する事で、日々の行動に繋がります。11月には、日々の努力が結果として形に表れます。その形を素直に認める事が、明日への希望へと繋がります。

実技は、スケジュール通りに進行しています。しかし、実習は思い通りに進まないのが、実感ではないでしょうか。大阪洋服同志会月例会としての実技は、他では見られない技能をお伝えし、自分の努力で形にする事を、第一の目標としています。実力を付けるのが、実習・実技の目的です。11月は、一つの区切りとなりますが、一年間の成功と失敗の経験は、大きな財産となり、そのまま積み重ねる事で、独自のものづくりへと成長される事を願っています。11月の区切りで終わりとならぬよう、テキスト製作も進行中です。それぞれの知恵を出し合って、大きな成果を掴みましょう! 9月の実技で、紳士パンツの完成を予定しております。 

どうか最後まで、熱い想いのお付き合いを、よろしくお願い致します。



(お知らせ)10月には、久しぶりに、高田浩司講師のお時間を頂きました。採寸・フィッティング・補正など、全般に渡って多くのご質問を、お待ちしております。   お楽しみに!

(お問い合わせ先) 杉山一郎  Eメール cocoro.09.11@m01.fitcall.net

さぁ!

さぁ!明日は、第六回大阪洋服同志会8月度月例会!準備できました!
しかし、昨夜pm11時頃「ピンポーン!お車のルームランプが点きっぱなしです」「バッテリー上がりますよ〜」お知らせいただきました。ほんまに点いていました。
とにもかくにも頑張りま〜〜す!  

お知らせです!

ご案内                      平成27年8月吉日     

第六回 大阪洋服同志会8月度月例会                 平成27年8月23日(日) 大阪洋服会館 4階 会議室
(一部) am10:00〜pm1:00  (実習) 質疑応答

(二部) pm2:00〜pm5:00  (実技)テーマ「尻縫い目処理・チャック処理」 
参加料 同志会会員・無料 一般(一部)1.000円 (二部)500円  


暑中お見舞い申し上げます。今年の暑さは、大変厳しく感じました。しかし、皆様と一緒に、暑さに負けない熱い想いで、前半戦を乗り切れたと思っております。後半戦は、結果を出す期間に入ります。

11月は、一つの区切りとなりますが、一年間の成功と失敗の経験は、大きな財産となり、そのまま経験を積み重ねる事で、独自のものづくりへと成長できると信じています。11月の区切りで終わりとならぬよう、テキスト製作も進行中です。それぞれの知恵を出し合って、大きな成果を掴みましょう!  

どうか最後まで、熱い想いのお付き合いを、よろしくお願い致します。



8月23日(第4日曜)は、天候が不安定になる事も予想されますが、8月の変更は不可能ですから、実行の方向で進めています。



(お知らせ)10月には、久しぶりに、高田浩司講師のお時間を予定しております。採寸・フィッティング・補正など、全般に渡ってご質問ください。   お楽しみに!!
(お問い合わせ先) 杉山一郎  Eメール cocoro.09.11@m01.fitcall.net
 
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縁日

この時期になると、夏の終わりを感じる。1月〜7月、燃える期間だった。8月〜12月も、・・・だろうか。

さあ、始めよう!・・・期間の始まりだ!

自分の想いなんか、ちっぽけなものだけど。この先一年は、正念場!  

ちぃちゃくなるか! おおきくなるか! 

最終の想い

月例会の毎月実行が、当初からの目的でした。現在4月〜7月まで、毎月実行が叶っています。一部(am10:00〜pm1:00)二部(pm2:00〜pm5:00)、そして役員会(pm5:00〜pm6:00)が、月例会一日のスケジュールです。大阪洋服同志会の行事は、他にも、三都四国連絡協議会、関西の他団体とのお付き合いがあります。私が会長になる前は、技術と会計を受け持っていました。副会長として「会運営はこうあるべきだ!」と意見を言い続けていました。昨年、会長になってしまい、これまでの想いを実行に移さなければ「何だ、口だけか」となってしまいます。新米会長の指針は「①技術重視 ②コミュニケーション ③後継者育成」を掲げましたが、いざ、実行しようと思ってもリスクが伴う事に気付きました。月例会を毎月実施するには、会館使用料が大きな壁となりました。初めての試みですが、月例会は有料としました。他団体とのお付き合いの上では、あってはならない事でした(他団体は無料)。経済的問題もありますが、有料にする事で、勉強をしたい人だけが集う例会にしたかったのです。19ヶ月経った今も、想いを共有できる技術者の皆さんにご参加いただいております。遠い香川県高松から広島から、そして近畿の府県から集って頂きました。今年は、実習の内容のためか、ご参加いただく皆さんの顔ぶれも限られるようになりましたが、有言実行、新米会長突っ走ります。
しかし、私の会長任期は、二年間です。二年間でやり切る事を目標に、日々活動してきました。つまり、7月からは、結果を示す期間になります。二年間の月例会内容(技術重視)、会員の皆さんや他団体との交流(コミュニケーション)
技術伝承・技能検定問題(後継者育成)、大きな課題と直面しましたが、思う事は、ただ一つ「会長って偉いんだ」と言う事でした。
周りの皆さんの応援で、沢山の活動が出来ました。個人では、絶対に叶わぬ事でした。活動の結果は、二年間で表れないでしょう。これからの試みとして、補佐会を提案しています。未来志向で補佐会が、これからの会運営にどんどん提案を出して頂きます。
大変抽象的な表現ですが、三つの指針の集大成が「補佐会」発足です。大阪洋服同志会の歴史(平成29年百周年)を受け継ぎ、若い情熱のリードで技術継承を考える。当然、私の役目は、補佐会を補佐する事です。
世界と競える技術集団が、目標です。
私の役目はただ一つ、新しい芽を摘まない事です。ガラパゴス職人の、技能を伝える事です。

辛い選択

お盆の時期(終戦記念日)に近づくと、戦争の画像が多く流れます。
戦争体験者である○○先生へのコメントを載せたいと思います。


○○先生、コメントありがとうございます。

「殺すか殺される戦い」戦争は、二度とやってはいけない思いは、誰もが共通する心だと思います。
豊臣秀吉は「刀狩り」の政策で、庶民から武器を取り上げました。
しかし、「切り捨てご免」の階級社会となりました。それでも、我慢するのが日本人です。
世界の国の優劣は、白人独裁の時代が続きました。「日清、日露、第一次世界大戦満州事変、支那事変を経て、不幸なことに貴国と交戦するに至りました。」(市丸海軍少将の手紙)


アジア諸国の独立は、大東亜戦争のお陰だと感謝している国はいくつもあります。
平等に誰もが幸せに暮らす権利を得るには、多くの殺し合いによって勝ち取れることは、人間の定めではないでしょうか。

私は、市丸海軍少将のお手紙を二度三度読むうちに、日本人で良かったと心から思います。
二度と戦争があってはなりませんが、「一国平和主義」が、夢物語だと、今の私には理解できます。集団的自衛権は、当たり前の政策だと思います。
殺し合いの怖さと、防衛出来ずに占領される怖さの、どちらの政策を選択するのでしょうか。北朝鮮拉致問題・尖閣諸島の漁業問題、何をもって怪傑出来るのでしょうか。
想定外を、二度と繰り返してはなりません。

国民に問われる大きな課題だろうと思います。

「戦争は怖い」感情論では、国民の命・財産は守れません。

強くて優しい日本国を、そして、アジア諸国が一緒になって、世界貢献出来る国々を目指すべきと、私は願っています。