よろしくお願いいたします。

6月22日、全服連より、技能検定存続へのご協力頂く事に成功!!感激!

23日、厚労省へ紳士注文服業界として、技能検定一本化の方針を伝え、三年ごとの試験実施を確認すると、「廃止の対象になります。」との返事に、落胆する。

当然、職種統廃合の条件を考えると、首の皮一枚の希望と分かっていたので、業界一致もスタートに過ぎないと承知はしていたけれど、「40人以上の参加者があれば、三年ごとの実施」と言っていたではないか。掌を返すのは、役人の手か・・・。

全服連のご協力を頂く以上、協力団体が厚労省の窓口になります。厚労省との交渉は、私の役目は終わりました。(私は、落ち込んでいますが、一個人では、そうなりますとの事です。)

・・・というのが、話し合い後の流れですが、全日本技能士会連合会総会(28日)でも、技能検定問題は議題に上がっています。

安積全服連理事長・白瀬専務両先生は、自民党勉強会で講師を先日(2日)努められました。日本版マイスターが主題のようですが、5回の勉強会の中で一番盛り上がったと、座長が言っていたそうです。

どんな内容か分かりませんが、私も職種統廃合には、大変矛盾を感じるので、厚労省には、現場の声を強く申し上げました。両先生の弁も興味津々です。

技能士技能士会もいらない」VS「商売の道具にされた」これまでの反省を活かして頂けるなら、若い技術者の夢と希望の助けになる、資格制度の誕生となる事は、間違いありません。

安積全服連理事長は、生きた資格制度への希望があります。私も同感です。

ドイツ・マイスター制度は、業界の資格だと聞いています。信用を失わないために、厳しいルールもあるそうです。

技能士が、国の証に頼るのは、間違いです。有資格者として、誇りを持って仕事に従事してこそ、資格も生きてきます。

近々の、具体的な進行状況も、分かり次第お知らせします。

22日の、結果報告として、「40人以上受験者で三年ごと」実施は、実りませんでした。実際に40人の受験者がいたとして、賄う施設人員等はどうなるのか、職業能力開発協会に問いました。協力団体(洋服組合)が、考える事になるそうです。経費削減として税金は使わないが、業界の負担増はご協力下さいとは、本当に矛盾です。

矛盾の中で、模索が続きます。


沢山の人達が時間を惜しんで活動しています。仕事は一番大事ですが、業界あっての仕事、仕事あっての業界だと思います。

商と工、工と商、ご協力の上の業界発展だろうと思います。

どうか、よろしくお願いいたします。