なぜ?

一級技能士とは・・・

もう一度考え直す時が来ているのでしょうか。

「セメントから人へ」キャッチフレーズだったのに、素人政治家の「事業仕分け」・・・「なぜ?一位じゃないとダメなんですか?」「二位じゃダメなんですか?」

私は、絶対許せない!

技能検定は昭和34年に実施されて以来、年々内容の充実を図り、平成25年4月現在114職種について実施されています。技能検定の合格者は平成23年度までに359万人を超え、確かな技能の証として各職種において高く評価されています。

平成26年4月には、128職種・・・一年間で14職種も増えています。

技能検定合格者は、平成25年度までに、547万人・・・188万人も増えています。

職種も検定合格者も、凄い勢いで増えています。(なぜ?)

一方、事業仕分けでは、一業種100人の参加者が揃えられない業種は、排除されると言うのですから呆れます。

「全国だから、各自治体から2人集まればクリアー出来るでしょう」と言うことらしいです。

100人→50人→30人と人数枠の考慮があるようですが、技能者の修業の場が人数枠で、差別されて良いのでしょうか?

どんなに少ない業種であれ、努力の証を掴む若者の気持は同じです。

「国には、お金がありません」という理由で、技能の証を掴む努力を無視するのでしょうか?

若者たちの努力は、どんな業種であれ、国の支えです。

若者たちは、国の宝です。

技能への意欲は、財産です。

人数枠こそ廃止して、全ての業種から若者の意欲を応援すべきです。

「国にはお金が無い」「経費がかさむ」「・・・」言い訳無用!

若者への投資として「お金は活かすもの」では、ないでしょうか。

犬の遠吠え、あるいは愚痴・・・

2009年3月22日、神戸で開かれた技能グランプリを応援に行った折りの写真です。

真剣そのものです!

なぜ!なぜ?