奮闘努力

私は、トニーさんの真似をしてみようと思いました。



決して、スタイルを見せたいのではありません。

決して、コーディネートを・・・でもありません。



自分で仕立てた服を、見てもらいたいと思いました。

なので、トニーさんの真似をしました。



娘に、「この写真、ブログに載せたいねん」「どやろ?」と、写メールしました。

「やめとき」「服が、クシャクシャやん」と、返ってきました。



そうなのです。上手く撮れないのです。トニーさんは、澄ましてかっこよく撮っています。

思いだしました。トニーさんは、鏡に姿を映して、顔をカメラで隠して撮っているのです。それが、分かるまで「何で胸ポケットが、右についているんやろ?」と思っていました。



娘に写メールした写真です。(顔を切り取ろうと、パソコンいじりましたが、無理でした)(お見苦しくてごめんなさい)





こうまでして、何を見せたいのか・・・

手を頭の上まで上げているので、袖は、クシャクシャですが、肩が盛り上がらない所を見てほしいのです。



先日の会合で、「テレビで、肩がうねっている服が良いから、同じようにウネる肩にしてほしい」と、注文があった事をお聞きしました。私たちはプロですから、肩先が閊え(つかえ)、肩の歪みとしてウネリが出る事が分かります。注文に応えるべきか悩んだそうですが、娘さんから「注文なんやから、つくってあげたら良いやん」・・・その先の、お話は伺えませんでしたが、決して肩のウネリが着やすい服では、ありません。近頃のジャケットは、肩先のパットが薄くなり、撫で肩パターンで、ダキ落ちにならないよう、デザイン重視のつくりになっています。



本物の服は、着やすくてシルエットが良いのです。



私は、元々怒り肩ですから、肩パットは薄いのですが、肩先が閊えない肩入れをします。肩甲骨と前肩の高さをつくる立体縫製です。肩廻りは、日本もヨーロッパでも一番重要視する箇所です。





仕事も奮闘努力ですが、写真撮りも奮闘努力でした。



お腹も、メタボになってきました。

身体も、奮闘努力ですね(^−^)



決して、トニーさんへの挑戦ではありません(^−^).