「メートル法公布記念日」でした。

針供養は、2月8日です。 洋服記念日は、11月12日です。



そして、今日は、4月11日「メートル法公布記念日」です。

大正10年の4月11日、改正「度量衝法」が公布されて、日本の長さの単位は基本的にメートルを使用することが決まりました。

http://www.ffortune.net/calen/kinenbi/04/metreho.htm 

  (メートル法公布記念日の説明が、詳しく載っています)



日本では、尺貫法とメートル法の併用が続いていましたが、昭和41年の改正「計量法」により、尺貫法による定規や升などの製造販売が禁止され、メートル法一本になったとありますが、先輩の職人さん達は、尺ザシ(定規)で仕事をしていました。



私は、昭和42年に洋服業界に入りましたから、メートル・センチ・ミリが使い慣れていますが、寸法と言うくらいですから、寸も尺も切り離せない業界です。



昭和57年に、発行された専門誌にも、何厘何分の説明があります。














縫製では、2分縫い代とか一寸ミシンとか専門用語として、今も使われています。



仕事に欠かせない、道具たちです。







角サシをアップしてみると、8/1・16/1・・・と、あるのが分かりますか?

これは、計算機よりも早く計算ができる、角ザシなのです。









50cmの8分の1=  (50cmのメモリを、押さえます)







ひっくり返すと、指は、6.25cmを押さえています。裏が1/1の表示になっているのです。(計算機よりも早いですね)







製図を求める方法には、何分のという求め方があるので、便利な角ザシです。





メートル法公布記念日」、一升瓶・四畳半・一坪、尺度・寸法・・・日本の計量も捨てたもんじゃぁ無いし、イギリス・アメリカの「ヤード・ポンド」に負けない様に、升酒でも飲んで、罪にならない程度に楽しみたいと思います。



今日は、何を言いたかったのか分かりません?



最後に、計量の道具たちに感謝です。.