技能グランプリ(2月22日〜25日)開催されます。

http
//blogs.yahoo.co.jp/arutizan2010/11087506.html

技能五輪全国大会

技能五輪国際大会

技能アビリンピック

技能グランプリ

若年者ものづくり競技大会



技能・・・ものづくり・・・技術立国日本・・・



世間でも技能重視とは言われても、本当に日本で技能が尊重されているだろうか。



「良いものを安く」と、価格破壊をうたい、大量生産・大量消費に走ったのは、生産者だけでなく、消費者も一緒に「ものづくり」から、離れていったのは、洋服職人として、悲しいことでした。



大量生産の製品で消費者に満足が得られるなら、「ものづくり」としての「手」は、必要なくなります。



ムリ・ムラ・ムダを省いたオートメーション生産に、人の手は勝てません。



「良いものを安く」という、生産者と消費者の希望は、叶いました。



良くて安い商品が、巷に溢れています。



そのリスクとして、大量のゴミが、溢れています。

そして、人間様もゴミ扱いされなければ良いのですが・・・。



私は、洋服職人として生きてきました。

幸い、大量生産社会でも、お誂え紳士服は、一着縫いがまだ生きていますから

自分流が通用する環境でした。

「良いものは、高いんだ」が、一部では通用するのです。





私は、自分を試すことで成長出来たと思っています。

私は、技能アビリンピックと技能グランプリに挑戦しました。



自分の仕事に、誇りを持っています。

だから「良いものは高い」のです。











誇りを持っている仕事を、若い人達に100%伝えたいです。そして、若い感性で200%にしてほしいです。



私は、パフォーマンスが嫌いです。でも、良いものとして分かっていただくには必要かも知れません。



それが、若い人の感性だろうと思います。









私が出場した、第18回技能グランプリが、本になっています。








平成11年は、私がまだ、47歳です。
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29職種で435人の技能者が、参加しました。

甘利厚生労働大臣も、お若いです。






緊張の連続で、お茶の差し入れにも気付きませんでした。








幕張メッセの広い会場では、他の業種も一緒に競技が行われるので、「トントン・カンカン」「ザワザワ」と、うるさくて、気持ちを集中させるのは、個人差が大きいのです。

紳士服製作は、半製品を、10時間で完成させます。





日本料理は、後藤学園武蔵野調理師専門学校で、写真は、富士写真フィルム(株)芝浦開発センターでと、競技会場も7会場に分かれて行われます。











2日間の競技を終えて、結果発表は、閉会式会場で、発表されます。

しかし、1位の人だけに、審査委員長から「おめでとうございます」「作品を会場に展示します」と言う連絡が前夜に入るのです。



壇上では、1・2・3位の人達で、手を握り万歳をします。



<グランプリへの道(第18回技能グランプリ記録誌)>(中央職業能力開発協会)より

グランプリへの道は、競技者が一生懸命になるのは当然ですが、、運営する方々は大変なご苦労だろうと思います。



沢山の人達が、技能に携わって「ものづくり」が、存在します。



決して「良いものは高い」と、軽い気持ちで主張するつもりはありません。

「良いもの」と、認められる努力は欠かせません。





「良いもの」・・・



今年も、始まります。

技能グランプリが、開催されます。(2月22〜25日)





大成功を願っています。

技能が大きく取り上げられる事を、願っています