年賀状

三日にもなれば、年賀状もホルダーに整理して、住所の変更は無いのか事務的な処理をします。



 年賀状は、元旦に届くので、疎遠になっている友や、会いたくても会えない人への、新年のご挨拶が出来るのは、大切にしたい日本文化だと思います。



 FBでも、リアルタイムに、新年のご挨拶は出来ますが、私は、併用したいと思います。



 年賀状の楽しい所は、干支をイメージした絵柄と一言添えられた文章です。今は、パソコンで絵柄も作れるし簡単にプリント出来ますが、パソコンやプリンターが無い時は、彫刻刀で板を彫り色も工夫して大変でした。



 私は、まだまだ、パソコンで絵柄を出し、心に残るメッセージをつくりだす事が出来ません。



 今年頂いた年賀状を、ご紹介します。



 昨年、故郷に帰り、故郷で生活している叔母からの、年賀状です。

山羊や鶏も、家族の仲間になったそうです。山羊は乳、鶏は地鳥って事ですよね。美味しそうです(^−^) いやいや、可愛いいと思います(^−^)






 これも、家族からの賀状ですが、パソコン操るのが、私、負けました。

今年も、健康で暮らしてくださいね(^−^)


 自衛隊のおいしゃん(叔父さん)、私が、長崎平戸に帰省するときは、国鉄佐世保駅に迎えに来てくれた、愛ノ浦自衛隊のおいしゃん。今は叔母さんと宮崎で農業をしています。お元気で長生きしてください。





 私が、25歳からお付き合い頂いているお方です。70歳の誕生日までにジャケットをつくる、お約束をしています。私も、縫製出来る事を、楽しみにしています。喜んでいただけるジャケットを、心を込めて仕立てます(^−^)





 同志会の役員さんです。毎年、達筆で頂きます。同志会は、今年も心一つに頑張ります。日本洋服の歴史を絶やさないためにも・・・(引き継ぎたいのが、本心です)







 結婚する前まで所属していた、二元会の大先輩です。芸術家の厳しさをビシビシ見ていた、私でした。本当に、芸術家は凄いです。今年も、エネルギーを頂きに、ギャラリーへ足を運びます。







 60歳で、洋服業界から身を引き、能面彫りに専念している、大先生です。「私の、40年の経験を君に教えるのだから、私を超えないと駄目だよ」と言って頂いた先生です。私には、一生の時間を使っても、先生を超える事は、出来ません。先生の基本を身につけて、自分流にすることで、先生とは違った分野を開き、先生と同じく、若い人に技能を伝えます。そして、先生と同じ事を言っています。「私を超えないと駄目だよ」って・・・







 私の仕事は、定年嘱託サラリーマンです。仕事仲間の販売員からの年賀状です。私も、同じ気持ちです。若い人が勝負をするときです。存分に技能者を使ってください。活かしてください。







 同じフロアーの女性販売員です。本当に、人に人生を左右される事ってありますよね。私も、少なからずありました。こればかりは避けて通れないのが、人生ではないでしょうか。「よき出会いを」と、願うばかりです。







 眉山先生、明けましておめでとうございます。先生の情熱は、私にそして若い人たちに伝わっています。私も、出来ることで精一杯行動します。若い人達に、日本洋服の歴史と技能を伝え続けます。ありがとうございます。





 最後に、恥ずかしながら、私の年賀状です。(空欄に一筆書き添えます)私のやる事は、全てにまだまだです。謙虚に研究を続けることで、一歩一歩成長できます。それは、洋服職人と言われる限り続きます。





 年賀状で、沢山のご恩と感謝を再確認しました。

 

 本年も、よろしくお願いいたします。

 

                         洋服職人  杉山一郎.