想像以上は「オモロイ」
http://blogs.yahoo.co.jp/arutizan2010/10708298.html
今年の夏、講習会後に、会場では時間が無くて実現出来なかった事を、生徒さん達と一緒に形にしました。
持論「服づくりは、削ぎ落とす作業です」
平面の紙に10cm四方の線を引き、人体に沿ってたたんで貰いました。
一番高いバストラインをゼロと考えるなら、たたんだ箇所は全てがマイナスの作業です。
マイナスの作業を、ダーツとアイロン作業で立体にすることが、服づくりと考えました。
生徒さんには、「縦横を水平に、たたんでください」と言っただけなのですが、手際良く人体に合わせてくれました。(それも、楽しそうに・・・)
人体から離すと、見事な立体となりました。
つまんだ所を赤マジックで線に引くと、パターンのような形が現れました。
私は、つまむ事で立体になる事を見たかったのですが、生徒さん達の手際良さには驚きました。(若い感性と能力です)
「背の中央線は、生命線です。息を止めて・・・」
生徒さんは、正確に縫ってしまいました。
本カンヌキは、難しくて「綺麗には出来ません」(なのに、素直で綺麗です)
これも別の生徒さんが、かがったのですが、まっすぐで綺麗です。
私は、生徒さん達から、想像以上の形を見せられる度に、いつも驚かされます。
9月から始まった生徒さん達の、実習では、パターンやデザインに、驚かされます。
「これが、形になるんだろうか・・・」
私の心配も、想像以上の結果が得られるような、そんな気がしてきました。
「これは、オモロイ!」私の、口癖になりつつある言葉も、若い感性と真剣な作業が、魅力ある作品として、形になりつつあります。
明日の13日は、オモロイ教室です。いやいや、真剣な教室です。
教室も、7カ月が過ぎました。
5月初めの、生徒さん達の目は、鮮やかに光っていました。7か月過ぎた目の光には、色が加わりました。一人ひとりの特徴が見えてきました。
後半は、特徴を伸ばす教室にしましょう!