モードの魅力
糸子さんは、気が若いと思うのです。
「モード」に、興味を持つ糸子さん。
「モード」とは、と言っても意味としては、複雑なのです。
「モード」(Mobe)
フランス語にも英語にも訳される。
フランス語では、男性・女性・女性複数名詞によって、それぞれ意味が異なっている。つまり男性名詞の場合は、方法・仕方・種類の意味に、女性名詞の場合には、流行・流儀・新型、などの意味になり、女性複数名詞として使われたときには、流行の婦人・子ども服・装身具、およびこれらの製造、または商売という意味にもなる。
英語ではフランス語の男性名詞の場合にあたる、方法・様式・仕方・型・青みがかった淡いねずみ色、という意味と、女性名詞になったときに相当する、流行(とくに社交人などの)、風俗(服装などの)、流行、衣装のつけ方のはやり、という意味がある。
一般にモードはデザイナーがつくり、ファッション(流行)は、大衆がつくるといわれる。ファッションが一時期の流行を超えて、きまった形として定着したものはスタイルとよばれる。
(田中千代・服飾事典より)
つまりモードに興味を持つ事は出来ても、デザイナーとして大成するには、並みの努力では掴めないのでしょうね。(志したことが無いので分かりません)
職歴45年の洋服職人として言いたい事は、〇ー〇ーさん「少しは、絵を描いたらどうなん?」「あなたはデザイナーなんとちゃうん?」って事です。
オーダーに足りないのは、服に対する「絵心」では無いのかなと思います。
採寸は良く耳にするのですが、デザインを絵にした方がより具体的で分かりやすい、検品の時も絵の方が見落としは少ないと思うのですが・・・
そんな、夢の無い「検品」では無くて、服づくりが楽しいと思うのですが、あまりやらないのは、きっと私に分からない理由があるのでしょうね。
チョコも絵で包むと楽しいのです。
そして、また買いたくなります。
当然、チョコも美味しいからです(^^)
長くなりましたが、「カネーション」 今日の糸子さんは、引き際で悩んでいましたね。
「モードの魅力からは、離れられないでしょう。」 糸子さん!