「力」りきが無い! 継続は力なり!






紳士服業界において、これまでにも「場」をつくり、「場」の充実が図られたことは、間違いありません。

西部技団セミナーは、胸ワクワクの場でした。

私も、素晴らしい作品を会場で目にしました。当時の作品は「凄い!」と表現するしかありません。

壇上から降りて側を通り過ぎる作品は、雲の上の技でした。(今でもそう思います)

当時の先生方の仕事は、「早くて綺麗」天才仕事です。

天才です。真似の出来る仕事ではありません。

地の目がスパッと通っています。マトメも綺麗、勿論穴カガリも素晴らしい・・・「どこ見てるんだっ!」って、言われそうですが、当時の私が一番目にいくところでした。

先生の作品は別として、ライバルの綺麗な仕事に負けない努力をしないといけません。私の仕事は力(りき)が無いと言われました。生活と悔しさと辛さは、若さがあれば跳ね除ける事が出来るのですね。(今思えば・・・)






上の写真は、西部技団名簿73年版です。1970年は、日本万国博覧会があり
大変華やかな年頃でした。