布袋様
T先輩!!
(波止場のサビキ釣り)(これは同志会秋季懇親会にて)
T先輩、ごめんなさい。
遅くなりました。
ご紹介いたします。
T先輩は、優しい人。
T先輩は、根気のある人。
T先輩は、友情熱き人。
T先輩は、車の運転が上手い人。
T先輩は、釣りを楽しむ人。
T先輩は、お酒が強い人。
T先輩は、友多き人。
T先輩の、お顔が浮かんで来るでしょうか。
そうです。
布袋様のような、お人です。 (!?)
サラリーマンは、渡る世間は鬼ばかり、辛いこと多かりき・・・
T先輩の怒り顔は、見たことがありません。
どこでストレスは、蹴跳ばしているのでしょうか。
どんな難解問題も「はいはい!」、まだまだT先輩がいた頃の職場は、忙しかった。ですよね。 T先輩!
我慢できない私の性格、T先輩を尊敬します。
ある日、会社仲間と下津ピアーランドへ釣りに出掛けました。
勿論T先輩は、私の釣りの師匠です。
T先輩の姿は、カッコいい!
鮎釣りの笠にサングラス、T先輩の釣り場は桟橋ではなく筏の上からグレを狙います。 (桟橋の横に筏があります)
ただ、真剣勝負は昼までが、お決まりです。
T先輩は、桟橋・筏・磯で、サビキ釣り・カゴ釣り・紀州釣り・落とし込み・フカセ釣りと、出来ない釣りはありません。川釣り・池釣りとT先輩の釣り場は広いのです。
私のお付き合いの釣りは波止場です。
1月雪が舞う夜明けにも、春の夜釣りもT先輩のご指導で釣りを楽しみました。
しかし、T先輩の釣りはお昼できっちり終了して竿を納めます。
T先輩の釣りは、魚とのコミュニケーションなのです。
釣果は無くても、ニコニコと「さっ、帰ろ!」帰り仕度を始めます。 (私の修行はT先輩が帰ってからです)
当然、会社仲間との釣り大会は、桟橋にシートを敷き宴会とあいなりました。
お酒の強いT先輩は、潮が引くと、6Mの高さにもなる桟橋の上を、あっちへこっちへヒョイヒョイヒョイと牛若丸のように跳び廻るのです。
日が傾き帰る頃には、サングラスの片レンズが海の中へ落ちたのも気付かない、優しい優しい片サングラスの布袋様が居たのです。
ちょっとオーバーな、表現でしたか? T先輩!
T先輩のような人達が、日本の洋服業界を引っ張って来たのですよね。
私も、T先輩を見習ってもう少しガッツで頑張ります。
T先輩、お体に気をつけて、我々を見ていて下さい。