結果を恐れず・・・

ただただ、一生懸命!


自分に合った生き方って何だろう。

自分に出来る事は何だろう。

60歳過ぎた、職人が今更何が出来るんだろう。

「ジッとしときなさい」「65歳まで大人しくお勤めして、老後は家族仲良く・・・」
頭の中に、耳鳴りとともに聞こえてきます。

そうです。身体の節々も痛いし、大人しくしている方が安全で楽です。

でも、「合った生き方」よりも「出来る事」を、自分は選んでしまうのが性分なのです。

昨年の「芯づくり」講習会もDVD制作も、「出来る事」を選んでしまった結果です。


自分に「出来る事」も、モチベーション次第でハードルの高さは決まります。

「出来る事」から「やるべき事」に心も、変化します。



60歳の洋服職人は、先人達が開発した素晴らしい日本技能を、若者に継承します。

1年間、洋服仕立ての楽しさを若者に伝える機会をいただきました。

「洋服づくり」の楽しさを伝えます。


現実は、辛くしんどい過程があるから、喜びが生まれると思います。

一瞬の喜びを得るために、しんどい道を選びます。

一生懸命の行動が、人のためになれば、幸いです。


きっと、そうなるでしょう。

不安だらけの、あいえす職人の近況でした。