七草粥は、大切な日本文化。

日本文化に感謝します。  今朝は七草粥です!

 すばらしい 「和」 の文化

年中行事のルーツをたどると、古代より様々な外国文化が入り込んで、そこから文化がつくり上げられてきたことがわかります。日本文化の特長が 「和」 にあるといわれる由縁です。
私たちの先人は異文化に対峙したときに、自分を主張せず、相手のよい面を尊重して取り入れ、自らの文化と調和、融合する道をたどってきました。
 例えば、漢字を大陸から取り入れた後、かな文字というものを独自に生み出しましたが、だからといって漢字を捨ててしまうことはしませんでした。
 私たちの衣食住にふつうにあったコトやモノの背景を知ると、そこにさまざまな文化の源流があることに驚かされます。宗教を軸とする文化が対立し世界平和が揺らぎかけている今こそ、八百万の神々が同居する 「和」 の文化を再評価して、世界に向けて発信したいものです。
                  
七草粥
 正月七日の朝には「七草」ー芹、薺、御形(母子草)、繁縷、仏の座(田平子)、菘(蕪)、蘿蔔(大根)の若菜を、粥に炊き込んで食べると、万病を払い、長生きするといわれています。また、正月のご馳走を食べて疲れた胃を休め、不足しがちな野菜の栄養を補う意味もあります。
                  
                三越・日本を楽しむ年中行事 (かんき出版)




八百万の神々と同居する 「和」} の文化って、素敵ではありませんか?

我が家の七草粥です。 新鮮な若菜です。(スーパーのパック売りです)


薺(なずな)・ペンペン草も、御形(ごぎょう)・ひよこ草、仏の座も、雑草としてどこにでも生えていますよね。 (都会では雑草の生える土も無いですかね)

芹は、綺麗な水が流れている場所に生えています。

菘・すずな(蕪・かぶ)と、蘿蔔・すずしろ(大根・だいこん)は、畑で育ちます。

七草の育ちを想像しても、楽しいです。


いただきます! お餅も入っています。

菜の花の白和えです。
美味しくありがたくいただきました。

しっかりモノやコトを考えると、素晴らしい日本文化が分かります。


アイデンティティーを持つことは、生き方を持つことでもあると思います。

七草粥をいただきながら、先人の偉さを感じています。

ありがとうございます。

ご馳走様でした。