気になりました。

私がブログに載せていることは、仕事でもやっている事ですが、
同じように皆さんが見た聞いた事を、すぐに仕事へ引用するのはいけません。

仕事が遅くなったり、仕事で考え込んだり・・・

皆さんはそんな事をされる方々とは思いませんが、私の若い頃はついつい・・・
いつも壁に、ぶち当たっていました。

洋服職人40数年の結論が 「生地を読む」 という事でした。
生地のクセが分かれば、癖を活かす方法を考えます。

でもその方法が一発で成功するとは限りません。

その時 「なぜ?」 と考えるのか 「防ぐ」 事を考えるのかで、処置方法は
変わります。

早く作業をすすめるには、十分生地の性質を読んだ上で、生地に支障の無い
用途に応じた接着芯を貼ることです。

私は、生地の動き(収縮)が命と考えますから、静まるのを待ちます。
これも段取りで、待っている間に次の作業を始めます。

生地を活かす仕事は、作業効率に限度があります。

ムリ・ムダ・ムラは、私も嫌いです。
しかし、生地を殺す仕事はそれ以上に嫌いです。

「ものには命が宿る」 仕上がる服は、愛しいのです。

・・・ただ・・・
がむしゃらに仕事をこなす時期がありました。
がむしゃらに仕事をしました。
仕事は生活のための時期がありました。(3分の2)
仕事が 「楽しい」 なんて思いませんでした。

生活は今でも苦しいですが、身体も弱ってきますが、
今は 「正直な相手」が、見つかりました。

「正直な相手」 は 「楽しい」 仕事に、変えてくれました。
これからも 「正直な相手」 の、お話を続けます。

皆さんにとって 「正直な相手」 は、あくまでも 「引き出し」 の一つに
過ぎません。

がむしゃらに仕事をやってください・・・・ね!

・・・迷っていないか気になりました・・・