今日は勉強会

今日は技術団体の勉強会でした。

毎月第2日曜は、洋服の職人さんやカッターさん店主のみなさんが集まり、研修をしております。

職人さんはじめ皆さん高齢になってしまいました。

しかし、私たち20代の若い時から技術研修を続けていますから、体力の衰えは
あっても、技術の探究心は衰えることを知りません。

今回の研修課題は、7月にある西部技団セミナーへ出品するため、仮縫い着せ付けをやりました。

いかがでしょう。モデルさんは米屋さんのせいか肩甲骨が高いのです。
難しい体ほど、職人の血が騒ぐのですよね。

服が体に合えば、気持ち良いいのです。
服の寸法が合うだけでは気持ちよいとまではいきません。そこに技術者の探究心が必要になります。技術に終わりはありません。


カスタムオーダーだから、着やすい気持ちいい服になるとは限らないのが、これも
また難しいところなんですが・・・服の前に「気心の合う」お店を探すのが先でしょうか。

とにかく日本の技能はまだまだ生きています。



しかし、生きるも死ぬも消費者からの支持があるか無いかがキーワードです。


ものづくりの「心」を「職人の庭」で、一般消費者の方々にお伝えしようと思っています。