なぜに〜ぼくたち二人〜

♪なぜに〜ぼくたち二人〜こうしているの〜なにも〜こたえてくれず〜なみがよせるだけ〜♪ 戦争を知らない子供達の、青春歌です。そんな中で、日本はなぜに、東京オリンピックが成功し、大阪万博が大成功したのでしょうか。決して戦争を知らない子供達が、先頭に立ったのではない事だけは、はっきりしています。では、なぜに経済大国に、なり得たのでしょうか。それは、命からがら外地から引き揚げてきた人達が、死にもの狂いに仕事をやってきたからです。命の危機迫る外地から逃げ帰った人達は、仕事がどんなに苦しくても、耐えられたのです。その、集合体が経済大国、そしてバブルへと続くのです。   戦争を知らない子供達は、三K(きつい・きたない・きけん)そして、家付き・カー付き・ばばぁ抜きと、続くのです。

 これは、ある会社のモットーです。「“理想を掲げて生きている人間と、ただ流されて身をまかせて生きている人間とでは、長い生涯の間に大きな差が生じてくる。事業もまた同じである。事業経営の基本方針をうち出して、その共通の理想のもとに従業員が結集するとき、企業ははじめて事業共同体として大きな力を発揮することができる。”」

 私は、「戦争を知らない子供達」そのものです。ただ、流されても生きられた時代が、本当の幸せでしょうか。私は、戦後の流行病の後遺症で、肢体不自由になった事で、ただ流された人生でなかった事に感謝しています。

 生きざまは、それぞれの人生です。