火事場のクソ力


私は、フェイスブックのお友達である○○先生に、コメントしました。

○○先生の行動力に、感銘しています。先日、お金の問題で大臣が辞職しました。私は、紳士服製造1・2級技能検定試験が廃止されると告げられているので、若い人達の技能の証である国家検定資格を業界から失ってはいけないと行動しています。先日の技能グランプリで、業界の先生方から、中央にお伝えいただきました。中央の方のお応えは、技能検定で人数の少ない職種も試験をするには、経費がかさむので、政治家に突かれると困るという事でした。政治家も官僚も現場の声を聞く時間が無いのでしょうか。若者が、紳士服のプロの技術者として生きてゆく事は、大変な努力が必要です。生活が出来ないために、紳士服技術者の夢を諦めた若者も沢山います。後継者育成の一つの支えとして国家資格が活かされるなら、大きな希望になります。政治家は、経費削減のために、小規模職種は廃止するのでしょうか。職業能力開発促進法には、職種差別などありません。現実として、受験経費削減のため、30人の技能検定試験受験者がいない職種は、排除されます。民主党の「事業仕分け」から、始まったそうです。自民党に政権が代わっても、方針は変わらないそうです。誰が言ったのか分かりませんが「政治家に動いてもらうには、お金が必要だ」と言う事でした。私は、清き一票を「○○○さあき」と書いて一票投じました。大きな数字を動かすのが政治家の仕事だと思いますが、一人ひとりの納税で国は支えられていると思います。若者は国の宝、技能は国の財産です。必死に生きている技術者を支えるための経費が、無駄になるでしょうか。学校教育を受けて社会人になっても、こんな現実があります。文部科学省厚生労働省、一環の問題と思うのですが、お知恵をお貸しください。


洋服職人、何の力にもなれないのが現実です。