メード・イン・ジャパン

私たちは、決して怠慢に生きてきた訳ではありません。

必死に勉強もしました。


時代の流れに、私たちは、真面目に取り組みました。


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「お客様は、神様です」とは、いつの言葉だったでしょう。

「良い物を、安く」とは、いつの言葉だったでしょう。

私は「良いものは、高いんです!」と、適正価格を主張してきました。

しかし、生地値は、高くしても、技術・デザイン料は、「良くて当たり前」と、上代に載せられる事は、ありませんでした。

そんな中で、「グランプリ1位を提示して、お客様からいただく」と、言っていたテーラーさんもありました。

グランプリ1位だから、間違いない仕事が出来るのか、一概に決められませんが、間違いない商品にするのが、経営者の腕だと思います。

「グランプリ1位」と名前入りで提示されて、不真面目な作業が出来るでしょうか。

「グランプリ1位」と提示されて何倍もの報酬があれば、お店も技術者も真剣勝負になると思います。

一級技能士でも、資格に価値を付けるのは、経営者だと思います。

価値の認められない資格が淘汰されるのは、「当たり前」だと思います。

私は、若い技術者への問いに「もっと、厳しい資格にしてほしい」「持っているだけで、認められる資格であってほしい」「そんな資格なら、挑戦したい」との答えに、目が覚めました。

私は、何にも言う事はありません。

一級資格復帰の願いも、若い人達が行動しています。

私は、邪魔をしないように見守りながら、自分に出来る応援をしたいと思います。

一級検定資格制度も、見直しの時期だと思います。

若い世代の「ものづくり」への改革に、期待します。

商工共に栄える事が、願いです。

メード・イン・ジャパンです。