今日のお仕事・・・フロントが出来ました。
今日のお仕事・・・身返し返しですが、返してしまいました。(途中経過の写真がありません)
作業前、そして作業後です。
身返しを、返すポイントは、表地・台芯・身返しが、三位一体になっているか、いないかでしょう。
フロントを立体にクセを取り、台芯を立体に仕上げ、身返しを立体に沿うように作りました。
基本が分かれば、簡単です。それぞれの立体を殺さなければ、立体の三位一体になるのです。
作業で意識して丁寧に進めているのは、身返しの縦・横のユトリを所定の位置に固定する事です。
裏トジは、二重のシツケ糸で、丁寧にトジてゆきます。糸には、必ず動き量の緩みを確保します。裏ホシも、縦ユトリが、下にダレないように止めます。
これは、ラぺルの抜きボシをしている右手です。
左手はどうしているのか・・・携帯のシャッターを押しています(^−^)
左手も大切なのですが・・・
(針は刺さっているので、映っていませんね)
ラペルの距離で、射して抜いてを、約140回繰り返します。
フロント一周は大変なので、身返しを返した後に、ホシ入れは済ませておきます。
端の星は、見えない様にするのがベストです。そのために緩くしたいのですが、糸が見えてしまいます。締めると糸が沈み、プツプツと糸の跡が見えてしまうのです。
見えない様にホシを入れるのも、神経を使います。
前回は、フロントのアタリを指摘されましたので、気を使って作業を進めました。
フロントが出来たなら、パーツの組み立てですから、形が見えてきます。
作業も進み、楽しくなります。