日本の技術は、生きています。
http://blogs.yahoo.co.jp/arutizan2010/10644793.h
今日は、マイスターファクトリー教室の日でした。
雨男は、誰でしょう?(雨の日は、火曜日ですから、私以外には、いませんね)
今朝も、パラパラと雨模様です。
千日前通りも、ベゴニアと紅葉が綺麗です。
今日の教室は、ポケット袋を芯に固定する作業と、箱ポケットのマトメを、済ませました。
私 「カンヌキは、ミシンカンヌキ・グリカン・スクイ・本カンヌキと、あります」「それによって、ミシンの縫い方も、違います」「このミシンは、スクイか本カンヌキの縫い方です」「誰か、カンヌキ出来る人は、いますか?」(私は、カンヌキが綺麗では無くなったので、直進縫いミシンで、やります)(自信が無いので生徒さんに、振ってみたのですが・・・)
青山さんと関塚君が、挑戦してくれました。(有難い!助かった!)
青山さん上手い!!器用に綺麗に!(なんで?)(初めてとは思えません)
関塚君も上手い!!(なんで?)(毎日の穴かがりの練習が、生きてますね!)
生徒さん達は、普段から、努力して勉強しているのですね(^−^)
私 「この一年に、なんでも良いので、一つ、自分の得意を見つけてください」「誰にも負けない、技を身につけてください」「今は、難しいと思っている縫製も、得意な技があれば、後は、縫製を重ねることです」(生徒さん達は、なにかを、見つけてくれるでしょう)(3年後が、楽しみです)
午後は、それぞれに、生徒さん達が、縫製を進めます。
口野君は、背をつくりました。
私 「背の中央線は、服の命です」「息を止めて、一気に縫います」
(上手く、縫えましたね)(^−^)(一発では、上手く縫えないのですが、何で?)
私 「口野君、上手い!」(脱帽の、連続です)
東さんは、断ち合わせと雨蓋をつくりました。
青山さんは、ポケットをつくりました。
関塚君は、芯づくりです。
鈴木君は、身返しです。
鹿山さんは、箱ポケットをつくりました。
午前・午後の時間に、それぞれの目標で進めていますが、時間が足りません。
だから、時間が貴重です。
デジタル社会に、手作業の勉強で、充実した時間を過ごすのは、「幸せ」です。
(私は、驚きの連続でした)
3年・5年10年後が楽しみな生徒さん達を後にして、私は、青木先生を訪ねました。
教室の生徒さん達の上手い写真を、見ていただきました。
青木先生からは、職人さんが縫った、本カンヌキを見せていただきました。
「お見事!」(トニック地の難しい生地ですが、地の目を捉えた見事な、本カンヌキです)
衿穴です。(お見事です!)
2.5Cの、前穴です。
地の目が生きた、日本の匠技です。
日本の、繊細な技を、活かすも殺すも、政治力と思いますが・・・
日本の技術は、生きています。