「技能職人」

今日は、生地のご紹介を、少し・・・

原毛の細さを追求して、しなやかさを出している、スーパー・・・

私が、縫った最高の数字は、モクソン社の「スーパー２３０」です。

以前は、スーパー２００クラスになると、しなやかさは勿論ですが、「フワッ！と軽い」のが、特徴でした。

相撲を見に行き、桝席から立つとき　「ズボンを、穿きわすれたと思った」と、
お客様との、お話は、体感しないとわからない・・・

高額な商品ですが、一度着用すると、やめられない・・・

贅沢な商品です。



モクソン社スーパー２３０も、スキャバル社スーパー２１０も、近頃は、肉厚になっています。

「フワッ！と」感は、無くなりました。

「細い原毛を沢山使って、一枚の生地を織っている」って、感じです。

しなやかさは、ウールなのに「カシミアのような」手触り・・・



スーパーの、お話はこれくらいにして・・・

今、出ている生地の、お話を少し・・・

これは、モヘアとカシミア！
つまり、しなやかさ（カシミア）と、張り（モヘア）の、饗宴は、大袈裟でしょうか？
（大袈裟ですね）


純に、カシミアとモヘアの饗宴は、初めて見ました。
夏物ですから、６０パーセントのカシミアも、４０パーセントのモヘアが勝り、清涼感が出ている感じです。

次に、不可能と聞いていたので、私は「びっくり！」でした。


モヘアは、絡まないので、１００パーセントで織るのは無理と、聞いていました。
表示に偽りなければ、絡ませる工夫が、出来たのですね！

その、織り元は・・・

頑張りますね！　ミユキさん！

海外メーカーも、国内メーカーも、頑張っています。

生地の、持ち味を殺さない「技能職人」も、頑張ります！

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