世界に一つ

毎週の火曜が、楽しみになりました。

若い情熱の、生徒さん達に、会えるからです。

私たちの持っているものは、若い人達に全て伝えたい想いは、業界人は誰も同じと、思います。

今日は、フィッティングを、業界第一人者の関根先生にご協力いただきました。


体を、一目見て、特徴をつかみ、体の欠点をカバーする。

採寸・フィッティングの要所を、分かりやすく丁寧な説明は、関根先生のお人柄です。


洋服業界のリーダー的立場の関根先生ですが、教室の一日講師を快く引き受け、短い時間でしたが、
最高の講習をしていただきました。(午前の時間は延長で、講習していただきました)

生徒さん達の、目の輝きを、ご紹介します。







生徒の皆さんが、真剣に勉強しているの姿を、私は、記録しました。


関根先生がフィッティングの後、仮縫いを解き、地の目をただし、補正の線が引かれます。


この、細い線が、体にフィットしたバランスの良いジャケットになります。

平面のパーツが、立体のジャケットになるよう、仕立て職人はイメージします。

パターンナーと職人のコミュニケーションが、世界に一つと言われるオーダージャケットに成るかならないかを、左右します。

オーダー(イージー・テクノ・パターン・スミズーラ・カスタム)と言っても、世界に一つと表現されても、
服の深い良さが解るには、つくる人も着る人も、長い時間が必要なのです。


モデルの松村さんの言葉・・・「最初は、ジャケットを着ている感覚があったけど、フィッティングの後の方では、着ていないように感じた」


ネックで服を支え、肩先を浮かせることで、ジャケットの重さを感じなくなるように、補正が行われた結果なのです。

「ジャケット」 数あれど、「世界に一つ」と喜んでいただけるよう、心を込めて
仕立てます。

教室の皆さん、大きな夢を持ってお互い勉強しましょうね!

みんなで、応援します。

心を込めたジャケットが仕上がった日には、関根先生にも、パターンのイメージとマッチしているか、見ていただきたいと思います。

今日は、皆さん、ありがとうございました。