教室の初日を終えて

教室初日の内容は、自己紹介と仮縫いでした。

1対7なので、言いたいことの半分しか言えなかったのですが、「友へ」言葉を贈りました。
(たぶん、7人からは、十二分しゃべってたと、言われそうですが)




私が、言いたいこと言って、若い人の夢を壊さないか。

他の先生の、指導の邪魔にならないか。

ただ、縫製を見ていただけば良いのではないか。

職人仕立てを、どこまで興味もってもらえるのか。

職人の仕事で、間が持つのか。

環境の違う場所で、自分の仕事ができるのか。

・・・・・
(8日までの、迷いです)



8日、10時30分から、講習は始まりました。

当然、ぶっちゃけ自己紹介になりました。

でも、本音ですから、言葉に責任は持ちますが、60歳すぎると、物忘れがすごいのです。

講習内容は、動画に記録されますから、「忘れた」と、逃げることはできません。

余裕ができたら、午前は縫製、午後は動画をもとに、復習の時間にしたいと思います。

質問攻めは、受けて立ちます。



一方的に、私の想いを表現してしまう癖があります。

生まれて60年の、経験を全て出します。

毒も薬もあってこそ、社会です。



毒も薬にできる、生徒でいてください。

プロを目指すなら、鵜呑みは禁物、確認してください。

恥をかいてください。(恥ずかしい質問なんか、ありません。)(プロも、初心者時代があったのです)

自分の、優れているところを見つけましょう。

否定をしない。(「失敗は成功のもと」失敗は、大きな経験です)

結果を残す。(1年間のお付き合いは、何かを見つけることです)



「洋服職人」 は、ただただ、服を縫っていたら好いのですが、それだけでは、好い服にはならないことに、気付きました。

一緒に 「ものづくり」を、考えたいと思います。



最後に、生徒さんに教えることで、一番の難しさは、短い期間で腕に覚えさせることです。

水・木曜日の、縫製担当両先生に敬意を払います。


一年間、よろしくお願いいたします。