「節分」は季節の分かれ目の意味なのです。「景気」もこの辺で分かれ目と願いたい!

旧暦で「節分」は季節の分かれ目の意味で、立春立夏立秋立冬など季節の変わり目の前日をいいます。今では立春の前日(2月3日頃)の意味で使われています。4日は立春で、暦の上ではこの日から寒が明け、徐々に暖かくなってきます。(三越・日本を楽しむ年中行事)かんき出版より

厄については、節分の夜、乞食が手ぬぐいでほうかぶりして、「厄払いしましょう、厄払い」といって、街々を流して歩いたことが、よく落語などに出てくる。
「あらら、めでたいな、めでたいな。めでたいことではらおうなら、ツルは千年、カメ万年、東方朔(とうほうさく)(シナの前漢の人で仙術をよくし、西王母の桃を盗んで食べたので、死ぬ事ができなくなり、長く生きつづけたといわれる)は九千歳、三浦の大助百六つ、いかなる悪魔がきたるとも、この厄払いがひっとらえ、ちくらの沖へまっ逆さまにさら〜り」
銭や豆をやって、こんなことを唱えさせ、めでたく厄をはらった時代もあった。
                          (年中行事むかしむかし)角川書店より

「節分」に関する文面を、写してみました。
良くも悪くも日本文化、私は文化あっての現代社会だと思います。

今年一年、良い年でありますように・・・


堺・櫻井神社の赤鬼・黒鬼です。