ごめんなさい。   そして、ありがとうございます。

糸子さんへ(あぁ〜友)

小学校一年生から中学卒業まで、同じ組の仲良しがいました。 (心からの親友です。)

友は、勉強が出来てスポーツマンで、誰もが憧れる存在でした。

私は、卒業と同時に故郷を離れ、就職しました。

友は、大学卒業して、大阪の会社へ就職しました。

職人になった私は、勿論、友のスーツを仕立てました。

友が死ぬまで、大切にしていただきました。

友は、故郷へ帰り後継ぎとして家族を持ち、幸せに過ごしていましたが、若くして亡くなりました。 (突然死でした。)

故郷へ帰る度に、実家まで会いに来てくれた友が、お墓に入ってからは、私が友のご両親にお会いし、お参りしました。

「今までは、Kちゃんに来てもらったけど、これからは自分が会いに行くからね。」 って・・・。

今は、友のご両親も、この世には居ません。


               (優しい目ですよね(^^))

糸子さんは、借金した友の、保証人になって友を助けます。

糸子さん「あんたには、結婚式の借りがある。」

      「私は、あんたに礼を言うてない。」

      「あんたも、礼は言わんでええ。」

勿論、糸子さんは、経理を預かる部下に、叱られます。

糸子さん 「稼げば、ええんやろ!稼げば!!」

糸子さんの目は、怖い。

岸和田の、言葉も目も、怖い!

頑張れ糸子さん!


私は、返せなかった友への恩を、誰かの助けが出来るよう、頑張ります。

そして、ご無沙汰している故郷へ帰り、お参りしなくては・・・。

ごめんなさい。

そして、ありがとうございます。