正月早々

正月から、洋服の技術論ですか?

そうなんです。

気がつけば、すぐブログ・・・

でなければ、頭から浮かんでは消えるのです。

良いような、悪いような・・・。


「着れば分かる」



「着れば分かる」
この言葉は、職人目線でしょうか?

突き皺・ダキ落ちのある服は、着にくい服です。


人体に着せても、立体仕立ての背中は綺麗です。

でも、お客様に服を勧める時に、何の変化もない背中をアピールして、
ご注文いただくまでに至るのだろうか。

「着れば分かる」   ・・・。

これは、私のテーマなのです。

これを分かっていただくために、販売者・消費者に生産者の立場から、
アピールします。



デザイン・感性・文化・・・  これも、服にとって大切な要素です。

その上に、価格とサービスが付いてきます。

販売・営業あっての、生産です。

「良い服は、売れる服」  ・・・ ですよね。


私の「良い服」とは、「着れば分かる」  「見れば分かる」 服です。

「販売・営業」「消費者」「生産者」との価値観が共有できた時、初めて
一つの生産法・販売法が生き残れます。

服の魅力は、大切な要素である デザイン・色・素材・感性 に優れている事は、言うまでもありません。

洋服職人として言える領域は 「着れば分かる」 良い服です。

大いに勉強して、魅力的な良い服を、語り・縫い・楽しみたいと思います。