一歩行動する事が「楽しい!」に繋がれば、それはまぎれも無い「魅力!」です。
さて、お客様にすんなり納まった・・・でしょうか。
そうはいかないのが、カスタム・オーダーの醍醐味なのです。
精一杯やっても難しいのが、カスタム・オーダーなのです。
ウエストラインから上は、気に入ってもらっていますから縫製者としてストレスにはなりません。(給料いただいているからと思います)
大いにお客様には、想いをぶつけていただくのが、カスタム・オーダーです。
私の 「カスタム・オーダー」 の、位置づけです。
想いをぶつけていただくだけ、技術料は高くなる・・・ならないのが日本職人の立場です。(仕事は良くて当たり前・技術はサービスが、日本の現状)
それでは、後継者育成はできません。
それを改革するのは、若い人たちです。
生産者として、消費者として考えて欲しいテーマです。
職人として持っている技術を伝えることに、努力します。
しかし、技能を維持するためには、生産者・販売者・消費者が、「高い技能」を求めるかにかかっています。
つまり、一緒に 「着心地が分かる者になる」 事を共有する目的があるならば、西洋の歴史・文化・感性に引けをとらない、日本の技術はあります。
技術に価値(着心地)をつけ、技術料を高くしましょう。
日本の技術と、若い発想と感性で楽しい魅力のある、業界にしてください。
若い技術者が生き生き活動できる業界にしてください。
「そんな簡単では無いのだよ!」 ブーイングがきそうですね。
「簡単ではなく」ても、一歩行動するかしないかだと思います。
私は、難しいことでも、嫌なことでも、辛いことでも、「楽しい!」に結び付け、行動ます。
それが私の、モチベーションです。