技術と技能(生産)に思うこと。

「技術と技能」の区別を言うなら
「技術」は技能を分析してシステム化した生産方式。

「技能」は人間の能力生産。

「技術生産のメリット」
①ムリムラムダが省ける。
②商品の均一化
③大量生産
が主なメリットでしょうか。
流れ作業生産は、熟練者の指導のもと初心者から生産に携わることが出来る。
安価に大量生産が出来るのは時代に合っているのでしょうか。
在庫リスクを少なくするため少ロット生産も工夫されています。

良い物をより安くコストパフォーマンスの行き着くところは何処なのでしょうか。
行き着くところは無く、行き続けるのでしょうか。
それが経済活動なのでしょうか。

当然、大量生産のデメリットもあるのですが、リスクは当事者が払うのですから
ここでは触れません。

「大量生産はどんな革命よりも人に幸せを与えた」とある本に書いてありました。

医薬品・生活必需品・衣料・食料・建築材・・・・、均一された製品が大量に出来ることで、世界に「物」が行き渡った。

宗教革命も戦争でも成しえなかった事とありました。

ある意味で大量生産は素晴らしい凄いことなのですね。
人間は「技術」の恩恵を受けて生活しています。

人間が寄りよく生活するために開発された生産方式、あくまでも人間が!です。

私は技術開発により 「物」 が行き渡った幸せと引き換えに、
この世から消えていった「もの」 失った「もの」は多いと思います。

「もの」からは、何も発信しませんから・・・

能力生産については次に書きます。