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ビッグ・ニュースです。こんな具体的な検討会があったとは・・・。

是非ぜひ実現してほしいです。

「日本版マイスター」検討=地位向上、後継者育成狙う―自民

時事通信 5月24日(日)14時8分配信

 自民党は、第一級の職人を育成するドイツの「マイスター」制度にならい、現在の技能検定制度とは別の新たな「巨匠制度(仮称)」創設の検討に入った。ものづくりの熟練工として一段の地位向上を図り、待遇改善や後継者不足の解消につなげる狙い。議員立法で来年の通常国会への法案提出を目指す。
 ドイツのマイスター制度は、学校教育と職業体験が一体となった訓練を受け、法律や会計など経営に必要な知識も学んだ上で試験に合格して得られる資格制度。マイスター資格がないと開業できない業種もあるほど社会的信用は高く、関係者によると時給が資格を持たない職人の2倍になる場合もあるという。
 一方、日本の技能検定制度は、大工や左官などの建設関係、鋳造や機械加工を扱う電気・金属関係のほか、パンや菓子製造を含む食品関係など128業種が対象。合格すると「技能士」を名乗れる。だが、ドイツのマイスターと比べて認知度が低い上、就労に必須の資格でもなく、「稼げる資格」になっていないのが実態だ。
 自民党は今月に入り、「日本版マイスター制度に関する特命委員会」(委員長・井上信治衆院議員)で制度設計の検討を開始。「マイスター制度推進法案」(仮称)を策定し、資格試験の導入などを進める考えだ。同委関係者は「職人が資格を保有すれば、企業も発注しやすくなる」と説明。資格取得により高収入が期待されるため、職人を志す若者も増えるとにらんでいる。