されど、洋服職人。

今の私は、リハビリが仕事です。

焦っても、筋肉はつかないようです。

午前中、少し本を読んでみました。


白洲正子を読む」(求龍堂) 1996年発行

お友達が白洲正子さんについて書く、という内容です。

正子さんの、お人柄から 「ごめんなさい」の本 と、サブテーマがついています。

表紙の目玉も面白いですね。
「目玉のプレゼント・アメリカの友だちに目玉をもらった。中に重りの仕掛けがあって、どんなに転がしても瞳は上を向いたままツツツーと滑る。 赤瀬川原平


洋服職人にとって興味のある箇所を少し、

「 ただ見ているだけで、十年以上も経ってしまう。この先生の長所はそういうところにある。それは「待つ」ということだ。相手が口を開くまで待つ。そうでなくては、木工などと付き合いきれたものではない」(黒田辰秋・日月抄)

木工作家の言葉は深いです。

私も、洋服を縫い続けたいと思います。(なりたいと思います)