「もの」の値段・・・考え方は商工の違い・・・これは大きい・・・デフレ・・・技術立国潰れます!


「もの」の値段これを考えるのは、難しいです。
目の前の「もの」が、高いか安いかは、購買意欲からすると、安いだけでも意欲は沸いてこない。

前から目をつけている「もの」があってクリアランスで安くなった、ラッキーですよね。
「もの」の値段は付ける方も買う方も、定義は無くファジィーなところで納得してしまう摩訶不思議なのが商売です。

商売は「嘘も方便」
言い過ぎでしょうか?

商売の経験の無い者には分からない、難しいところがあるのでしょうね。
私は職人ですから相手はもの言わぬもの(素材)です。正直に相対する事で結果は出ます。職人仕事は駆け引きが通用しません。

これは急ぎ仕事だから手間を省いて仕上げようと、思うなら仕上がり時間は合わせられます。

しかし結果は出ます。
そこから人間の世界になります。

これではいけないと反省するのか、早く仕上げて納まるのだからこれで良いと思うかで、明日からの職人道が変わります。

職人の「ものづくり」にクリアランスはあるはずも無く、若い職人を育てる業界であるのなら「ものづくり」が付加価値としてお客様に評価されるよう、 知恵を出し合い商工両輪、魅力ある業界にしたいものです。